ビジネスの種類を徹底解説!基本的な起業スタイルを覚えよう

 

起業を考えていたとしても、具体的な事業内容を決めておらずアイデアを持て余している人も多いのではないでしょうか。ここでは起業を視野に入れている人にとって事業内容の決定の一助となるよう、起業の形態や種類について解説していきます。具体的なビジョンをもって行動できるよう自分にとって目指すべき事業形態を明確にしておきましょう。

 

サービスの種類について

 

サービスは顧客に価値を提供してはじめて成り立ちます。

サービスの内容は大きく下記の4つに大別することができます。

あなたが顧客に提供できるサービスは下記の中でどういった要素に当てはまるでしょうか。

 

 

(1)製品を提供する

製品の作成や企画のほか、商品を説明したり売り出したりするサービスです。

 

(2)技術を提供する

専門的な技術を有し、顧客の技術不足を代行して解決するサービスです。

 

(3)知識を提供する

専門家としての知識を活かしコンサルタントとして顧客の問題を解決に導くサービスです。

 

(4)場を提供する

施設やWebサービスを提供するサービスです。コミュニティの管理や施設の運営します。

 

 

 

ビジネスモデルの種類について

 

次にビジネスモデルについて考えてみましょう。

ビジネスモデルとはサービスを提供して収益を得る仕組みをモデル化したものです。

 

世の中にあふれるビジネスの多くは基本的な10パターンのビジネスモデルの組み合わせで成り立っています。

既存のアイデアと組み合わせることで新しい事業のアイデアのきっかけにもなりえるので、それぞれのモデルが事業に適応できないか検討してみましょう。

 

 

(1)物販モデル

自分で商品を作成し、自分で商品を売るモデルです。

飲食店なども物販モデルに含まれます。

 

(2)小売モデル

商品を他所から仕入れてBtoCで販売するのが小売モデルです。

書店などが小売モデルに含まれます。

 

(3)卸売モデル

小売店を対象として商品を提供するものが卸売モデルです。

BtoCを想定としていないため商品の売り込みは小売店にまかせて商品開発に専念することができます。

 

(4)合計モデル

多数の商品を同時に提供し、顧客単価を上げるモデルです。スーパーなど多くの商材を扱う店舗が含まれます。

 

(5)消耗品モデル

定期的に消耗される商品を扱うものが消耗品モデルです。

暖炉の燃料となるパレットやインクのカードリッジなどが含まれます。

 

(6)継続課金モデル

継続的なサービスを月額課金や年額課金で経営するモデルです。

動画配信サービスやジムなどの習い事などが継続課金モデルに含まれます。

 

(7)広告モデル

BtoBを対象に集客施策の代行業務で手数料で経営するモデルです。

紙媒体広告のほか、近年ではWeb広告も広く行われています。

 

(8)マッチングモデル

他所のサービスを需要のある顧客へ繋げて紹介料を売上とするモデルです。

結婚相談所や一括見積もりサービスなどがここに含まれます。

 

(9)ライセンスモデル

著作権などの権利をもつ自社の製品の使用権利を他社に貸し出すことで売上とするモデルです。

音楽やキャラクターなどの版権で収益を上げるビジネスが含まれます。

 

(10)フリーミアムモデル

基本料金を無料として、機能の一部を制限して提供し、課金することでより便利に使用できるサービスを提供するモデルです。

多くがWebサービスであり無料プランと有料プランの差別化の方法が重要となります。

 

 

 

活動場所の種類について

 

現代では実店舗をもつビジネスだけでなくWebをはじめとする多用な形態でサービスを提供する場所が存在します。

どの場所でビジネスを展開するかもそのビジネスの大きな特徴となります。

 

 

(1)店舗

商品の陳列やサービスを受けられるスペースを持った店舗です。

飲食店や美容室には不可欠なものです。

 

(2)Web

サービスがWebで完結する場合は、必ずしも店舗や事務所を持つ必要はありません。

Webサイトの他、他社が運営するWebサービスやSNSなどのコミュニティから活動することもできます。

 

(3)訪問サービス

問い合わせがあった企業や個人宅に赴いて商品を売り出したり、不用品回収や訪問美容などのサービスが提供されることもあります。

 

(4)レンタルスペースなど

公的な場所やレンタルスペースを用いてサービス提供の場にします。セミナー講演がサービスになる場合や、劇場などの特殊な環境を使用する必要があるサービスも存在します。

 

 

 

個人事業主か法人か、起業形態について

 

起業の形態は大きく2つに分けられます。

「個人事業主」として個人で起業するのか、「法人」を設立して会社として起業するのかの2つです。

それぞれの特徴について学び、自分にとってどちらが向いているのか考えてみましょう。

 

個人事業主での起業

 

個人事業主で起業する場合、一番のメリットは起業時の手続きが煩雑でなく、登記の必要がないことです。

 

そのため起業にかかる手間やお金が比較的安価で進められます。ただ、法人と比べて税負担が大きかったり、対外的な信用が比較的得られにくい側面があります。

 

 

法人設立での起業

 

法人設立で起業する場合、一番のメリットは対外的な信用が得やすく資金調達が比較的行いやすいかったり、税負担が少ないことが挙げられます。

 

ただ、登記手続きをする必要があるため比較的手間と予算がかかってしまいます。

 

 

自分に適切な起業の種類は?

 

これまで「サービスの種類」「ビジネスモデルの種類」「活動場所の種類」「起業形態の種類」と、重要な項目を種類をそれぞれ解説してきました。

ほとんどのビジネスはこれまでに説明してきた種類のいずれかに分類されています。

このビジネス形態を参考に組み立てればより具体的な事業のビジョンがみえてくるはずです。

 

自分にとってどのビジネス形態が適切なのかは、起業の目的やそのサービスが誰に対して提供されるものなのかを基準に考えると良いでしょう。

 

プロフィール

田中 颯太