スタートアップ

日本のスタートアップはどんな企業がある?日本のスタートアップについて知っておきたいこと

従来にないビジネスモデルで、短期間で成長し社会に影響を与えるスタートアップ企業は、アメリカのシリコンバレーで登場したGoogleやUberなどをはじめとして、今や世界を牽引する大企業に成長しました。

日本においてもベンチャー企業の中で革新的なビジネスモデルで急成長している企業が増えているのです。ここでは、日本で注目されているスタートアップ企業を紹介します。

 

 

日本で有名なスタートアップ実例紹介

 

アメリカの監査法人デロイトトーマツ社は、テクノロジー企業成長率ランキングを行い毎年IT、テクロノジー、メディア関連で売上高に応じた成長率の高い企業を表彰しています。その中では、日本で有名なスタートアップ企業が数多くランキングしています。

 

実際にランキングを獲得し海外からも注目が集まっている、ココナラ、エアークローゼット、カンムを紹介します。

 

ココナラ

 

ココナラは2012年に開設された知識や経験を売り買いするスキルマーケットのサイトです。

2017年には株式会社ココナラが1位を獲得しました。

2019年には会員数130万人を超え、取引数は350万件以上のサイトに成長しています。ココナラでは、ロゴデザインやWebサイト制作、占いなど、様々なカテゴリーのプロに直接仕事を依頼することが可能です。

 

個人が持つスキルや経験を求める人に提供するためのプラットフォームとして今後も発展が期待されています。

 

株式会社エアークローゼット

 

オンラインファッションレンタルサービスの株式会社エアークローゼットは2018年に1位にランキングしました。エアークローゼットは、20代〜40代の女性をターゲットとし、月額で普段着を借り放題となるビジネスモデルのエアークローゼットを2014年に開設します。シェアリングエコノミーを率いるビジネスモデルとして、実績や注目が上昇しているのです。

 

2019年に1位を獲得したのは、アプリで即発行が可能なプリペイドカードを開発、運営する株式会社カンムでした。年齢や審査なしで作ることができるバンドルカードは、クレジットカードを持ちたくない学生やシニア層など幅広い層から支持されています。2011年に設立した同社は、2013年に大手クレジットカード会社と提携し、加入者を増やしている企業です。

 

海外と比較する日本の市場

 

日本は企業といえば、ベンチャー企業でひとまとまりにされることが多いです。そのため、新しいビジネスモデルではなく既存のビジネスを展開する場合でもベンチャー企業と称されます。スタートアップ企業の特徴は、最新のIT技術などを使って今までにないビジネスモデルを展開することです。

 

アメリカは海外の中でも特にスタートアップ企業が生まれやすい環境にあります。アメリカは、スタートアップ企業への投資額が14兆円規模なのに対し、日本は3,800億円ほど。アメリカはスタートアップ企業への投資が活発で、スタートアップ企業側も資金を集めやすい背景にあるのです。

 

日本では、クラウドファンディングで資金調達できる金額もアメリカに比べて少ないという違いがあります。しかし、大企業とスタートアップが連携したオープンイノベーション事業を始めたり、自治体によるスタートアップ企業の助成金制度などが生まれてきました。今後は、スタートアップがより成長しやすい市場の発展が期待されています。

 

日本の市場では、品質や計画の綿密さ、ユーザビリティの高さなどを世界に誇れるサービスや商品がスタートアップ企業からも生まれてきました。

一方、アメリカの市場ではまず完璧でなくてもやってみる点やスピード感のあるビジネスをみることができます。今後は日本の若い起業家から、日本人ならではの良さと新しいビジネスモデルの事業が数多く生み出されることでしょう。

 

失敗しないために必要なこと

 

日本でスタートアップをはじめるときには、失敗しないために事前に準備をすることが重要です。まず、その製品やサービスが本当に人が必要としているものかどうかを考えます。

 

ユーザーと直接話す機会があれば、意見を聞くことも有効です。スタートアップでは、使える資金に限りがあります。人件費や固定費と、事業を展開する上で予測できる売上高をしっかりと計算しておきましょう。収益が多くても、経費が多くては利益率は低くなってしまうのです。

 

特に資金調達をする時には、その調達方法が事業に適正かどうかを確認します。ベンチャーキャピタルを利用して資金調達をする時、将来上場をする予定の企業は、初期の段階で株式を出しすぎないようにしましょう。事業を拡大するためには重要なベンチャーキャピタルからの資金サポートですが、キャピタリストと事前にしっかりと事業計画を共有し、話し合うことが重要です。じっくり会社を作っていきたい方は、スタートアップ支援事業などを利用して補助金を得たり、創業向け融資などを利用するとよいでしょう。

 

日本で成功しているスタートアップ

 

日本では、海外からも注目されているスタートアップ企業が多くあります。従来のベンチャー企業とは違い、日本に今までなかったビジネスモデルを立ち上げた企業です。それらの企業は成長率も高く、成功しています。

 

日本はアメリカに比べてスタートアップへの投資が少ない傾向にありますが、自治体の支援などサポート体制も広がってきました。スタートアップで成功するには、資金面などの準備をした上で起業することが重要です。

 

プロフィール

田中 颯太