学生起業

学生起業を目指すなら知っておきたい。学生でも介入しやすいビジネスモデルを解説

大学在学中は、比較的自由時間が多く、起業を考えるには絶好の時期です。また、社会人として独立していないので、起業にかかる初期投資を両親から借りやすいメリットもあります。もし、1人で起業することに不安を感じるのなら、同じ大学内で仲間を募るのもおすすめです。それでは、学生起業の成功例を3つご紹介して行きます。

 

 

やりがいが行動の原動力に!堀江貴文の起業とは

 

堀江貴文は、ホリエモンの愛称で知られる実業家です。好きなことにのめり込みやすい性格で、中学生の時にはパソコンに熱中し、独学で複雑なプログラムが組めるほどになりました。そして、ある時パソコン通信の掲示板を運営しますが、数多くのアンチコメントが原因で長続きせず、いったんはプログラムの世界から退きます。再びパソコンを立ち上げたのは大学在学中の時でした。勉強に熱意が持てず、大学に通い続けることに疑問を抱いていた頃、堀江は副職で始めたプログラムの仕事にやりがいを見出します。数々の仕事をこなすうちに、堀江は「インターネットで理想の未来がやって来る」と確信し、起業することになります。とはいえ、当初の知識は0に等しく、書籍から必要な手続きや経営のノウハウを学び、なんとか事業計画書を作成します。その後、同大学仲間数人と共に1996年、有限会社オン・ザ・エッヂを設立します。

 

オン・ザ・エッヂは、企業のホームページ制作や運用を行う会社として急成長し、1年目から売上3532万円を叩き出しました。それから、インターネット広告事業やメールソフトの開発などにも参入しつつ業績を上げ、業務破綻した株式会社ライブドアを買収し、インターネット無料接続サービスの営業権利と社名を受け継ぎました。

 

2005年には売上784億円にも登り、ホリエモンの名を世界に轟かせました。株式会社ライブドアは、のちに株式会社データホテルと社名変更されますが、従来のインターネット事業に加え、海外向けのサービスも充実させるなど、さらに業務を拡大しています。

 

 

アルバイト探しからサイトの立ち上げへ!村上太一の起業とは

 

村上太一は、株式会社リブセンスの代表取締役社長です。小学生の時に「将来社長になる」と決め、見事に実現させました。実際に動き出したのは高校3年生で、仲間を募ったり、簿記やシステム管理者の資格を取得したり、起業セミナーに出席したりと、起業に向けて着実に準備を進めていました。具体的なビジネスモデルが思い浮かんだのは、アルバイトを探していた時です。

 

実店舗よりもウェブサイトの求人情報の少なさに疑問を抱いた村上は、最大の原因である掲載料の問題解決に乗り出します。その結果、辿り着いたのが成功報酬型のアルバイトの情報サイト「ジョブセンス」です。

 

起業のきっかけは、大学1年生の時にビジネスプランコンテストで優勝し、1年間のオフィス利用権を獲得したことです。しかし、翌2006年に起業に踏み出すも、なかなか結果に結びつかず、苦しい日々が続きます。それでも起業したい気持ちが上回る理由に立ち返った時「人を喜ばせたい」という自らの思いに気付き、奮起しました。さらに、ビジネスモデルを見直し、ウェブサイトで就職が決まった人に祝い金を贈る、新しいサービスを取り入れたところ、2008年には年商3億円を超え、さらに2011年には年商10億円を突破して急成長を遂げ、東証マザーズへの上場を成し遂げました。

 

その後も転職クチコミサイト「転職会議」や、新卒就活サービス「就活会議」などの就職情報サイトの種類を増やし続け、株式会社リブセンスは、今もなお成長し続けています。

 

 

学生同士の交流から世界規模のサービスへ!マーク・ザッカーバーグの起業とは

 

マーク・ザッカーバーグは、Facebook社の社長兼会長です。12歳からコンピューターについて真剣に学び、18歳では、ユーザーの音楽リストから好む楽曲の傾向を分析し、新しいおすすめ曲を予想するソフト「Synapse Media Player」を開発しました。

 

また大学に入ってからは、学生が履修している講義を検索できるソフト「CourseMatch」を作るなど、便利で快適になるソフト作りに励みました。Facebookも、マーク・ザッカーバーグが大学在学中に考え出したソフトの1つで、クラスメイトのエドゥアルド・サベリンらと共に、2004年に作り上げ、学生起業に至りました。

 

記事の投稿・閲覧・シェアなどができるサービスで、もともと大学内の学生が、効率よくコミュニケーションを図れるように開発された為、利用者も同大学の生徒のみに限られていました。しかし各大学からの要望が相次いだため、加盟大学を増やしながら拡大し、さらには学生以外の利用も可能になりました。

 

2008年には日本でも翻訳され、同年の売上高は2億7200万ドルにも上りました。その後も中国やインドなど加盟国を増やし続け、2017年には売上高406億5300万ドルにまで膨れ上がりました。月間利用者数は20億人以上となり、今や世界最大のソーシャル・ネットワーキング・サービスにまで成長を遂げました。

 

しかし、マーク・ザッカーバーグは、Facebookを開発した理由を、個人的な利益のためではなく「世界をオープンで、より繋がったものにするという社会的ミッションの達成のため」だと述べています。2010年には「パーソン・オブ・ザ・イヤー」に選ばれており、業績はもちろん、人柄も評価されています。

 

成功率は行動力!まずは一歩踏み出そう

 

学生起業の成功者には、共通点があります。それは行動力があることです。好きなことに取り組んだり、不便な点を改善するなど、何かに挑戦することで知識や経験を増やすことができ、着実に成功率を上げることができます。そのため、行動することは成功への第一歩なのです。起業に興味がある方は、まずは一歩踏み出してみることをおすすめします。

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昇 優希