スタートアップ

スタートアップ企業とは?特徴やメリットを解説!ベンチャー企業との違いについて

スタートアップとはビジネスの世界では「起業」という意味で使用されることがあります。しかし、昨今ではスタートアップは、新規市場を開拓する企業の総称としても使われるようになりました。

 

今回は、スタートアップと呼ばれる企業はどういった特徴を備えているのか、ベンチャー企業とはどんな違いがあるのかなどを紹介していきます。

 

 

スタートアップと呼ばれるのはどんな会社?その特徴やメリットを紹介

 

スタートアップ企業とは簡単にいうと、「新しいビジネスモデルを構築」して、世の中にイノベーションをもたらす会社です。これだけではよくわからいという人のために具体例を挙げましょう。

 

 スタートアップ企業の具体例 ~ 映像作品業界におけるスタートアップ企業

 

1990年代までは、映画やドラマ、アニメといった作品を見たいなら、レンタルビデオショップに行き、自分の好きな作品を借りるのが一般的でした。しかし、インターネットが普及すると、動画配信サービスを提供する会社が出てきました。

 

動画配信サービスは、家にインターネットさえあれば、部屋にいながら好きな映像作品が見られます。動画配信サービスは、レンタルビデオショップのように作品を借りに行ったり、返却したりという手間がないため、多くの人に指示され急成長しました。

 

このサービスは今では当たり前ですが、登場当時は画期的で、動画配信という新しい市場ができたのです。この例では、動画配信サービスを始めた会社がスタートアップ企業になります。

 

 スタートアップとはまったく新しいビジネスモデル

 

このように、スタートアップとは既存のビジネスモデルとは一線を画すビジネスを展開し、新しい市場を開拓する企業のことなのです。

 

スタートアップ企業は、まったく新しいビジネスモデルを使って人々に新しい価値観を与えるため、事業が当たれば急速に成長することになります。成長スピードが速いので、成功体験をしっかりと実感できるメリットがあります。

 

スタートアップとベンチャーの違い

 

スタートアップに近い企業にベンチャーがあります。ベンチャー企業も新しいことにチャレンジしている会社ですが、スタートアップ企業とは毛色が異なります。2つの違いを端的に説明すると、今までにないビジネスモデルで勝負するのがスタートアップで、今までにない技術で勝負するのがベンチャーです。

 

先ほども挙げた動画配信サービスは、動画配信というサービスは当時目新しかったですが、その事業に必要なインターネットやストリーミング配信といった技術は、動画配信サービス会社が発明したものではありません。既存の技術を使って、新しい市場を生み出したのです。

 

 ベンチャーとは市場に変化をもたらす企業

ベンチャーは、既存の市場の中で新しい製品を開発し、技術的なイノベーションを社会にもたらす会社です。わかりやすい例がスマートホンです。

 

スマホができる前から携帯電話市場があり、スマホが普及し始めると携帯電話会社は、スマホを主力商品として販売するようになりました。携帯電話市場からは昔の携帯電話はどんどん消えてスマホが主流となりました。

 

しかし、携帯電話市場の規模は縮小することなく続いています。新しい商品で既存の市場を一変させるというのが、ベンチャー企業のイノベーションです。

 

 スタートアップとは新しい市場の開拓する企業

 

スタートアップの場合は新しい市場を開拓するので、その事業が成功を収めると、既存の市場が縮小する傾向があります。

 

動画配信サービスの場合だと、競合相手はDVDレンタルショップです。動画配信サービスが普及していった結果、レンタルショップは顧客を失っていき、DVDレンタルの市場はどんどん縮小していくこととなりました。ベンチャーは市場に変化を与える企業、スタートアップは市場を一から作る企業というふうに覚えておきましょう。

 

 

スタートアップを軌道に乗せるためにやるべきこと

 

スタートアップ企業を立ち上げて事業を成功させるために大切なことは、「自分に自信を持つ」ということです。新しい市場を開拓するということは、それまでになかった価値観を人に与えるということです。

 

 新しい価値観はいいことだけではない

まったく新しいものというのは、最初のうちは人々に受け入れられにくい可能性があります。心理学の観点から見ると、人はよく知らないものに漫然とした不安を抱く傾向があるのです。だから、今までにないサービスを立ち上げても、最初のうちは敬遠される可能性が付いて回ると思ったほうがいいでしょう。

 

また、新しいビジネスモデルで勝負するということは、成功モデルが確立されていない中で事業を展開することです。お手本にできるものがないなかで、事業を進めるのは不安を覚えるかもしれません。

 

 まずは自分のビジネスを信じることから

目新しいものへの敬遠、手探り状態で市場を開拓する、こうした不安要素を取り除くためには、自分を信じることが重要になってきます。何人もの人から否定的な意見を言われても、自分のビジネスモデルを信じてみましょう。なぜなら、新しいビジネスモデルを一番理解しているのは自分だからです。事業の展開も、大勢の人の意見を聞きすぎずに、最初に描いたビジョンに沿って行いましょう。

 

 アドバイスを取り入れるバランスも大事

 

もちろん、どうしようもない迷いや不安が生じたときは、人からアドバイスをもらったほうがいいです。起業家同士の交流会などに参加して、尊敬できる人がいれば、自分の事業を説明したうえで意見をもらって参考にするのです。

 

基本的には自分を信ながらも、困難に直面したときは信頼できる人に相談するというバランスを大切にしましょう。

 

スタートアップ企業を立ち上げる際は、イノベーションを起こすという熱意を持とう

 

スタートアップ企業は、新規市場を開拓しながら成長していきます。市場を新しく開拓するのは並大抵の意志ではできないことです。しかし、事業が成功して、イノベーションを起こせたときはこれ以上ない喜びを感じられるでしょう。

 

スタートアップ企業を立ち上げるなら、絶対にイノベーションを起こすという強い意志を持って、自分が思い描くビジョンに向かってひたすら努力を重ねていきましょう。

 

 

プロフィール

高木 優志